過ちを犯した人の更生に寄り添う保護司が殺害されるというショッキングな事件が起きた。自らが担当していた保護観察中の男性が逮捕されている。 一般にはあまり馴染のない保護司の仕事。元犯罪者と相対で付き合うからには危険も伴うのでは、と思った ...

大津市保護司殺害事件の発生から今月下旬で半年となる。罪を犯した人らの立ち直りを支援する現場に与えた影響は大きく、法務省の調査には保護司全体の2割が今後の活動に不安を示した。各地で安全対策の強化が模索されているが、自宅以外の面接場所 ...

大津市で5月に保護司が殺害される事件が起きた。逮捕・起訴されたのは、保護司が担当中の保護観察対象者で、成り手不足に直面する保護司制度に大きなダメージとなった。保護司の安全をどう守るか。国は対策強化に乗り出したが、課題も見えてきた。

大津市の保護司新庄博志さん＝当時（60）＝が、担当していた保護観察対象者との面接中に自宅で殺害された事件は5月26日、発覚から1年となった。事件を受けて「安全対策」は進むが、罪を犯した人の立ち直りを支援する現役の保護司たちは「信頼 ...

静岡トピックスを勉強する時間「3時のドリル」。今回のテーマは「保護司制度の見直し検討」。先生役は静岡新聞の橋本和之論説委員長です。（SBSラジオ・ゴゴボラケのコーナー「3時のドリル」2024年10月8日放送） （橋本）刑務所出所者らの社会復帰を ...

罪を犯した人の立ち直りをボランティアで支える保護司制度の見直しを議論してきた法務省の有識者検討会で29日、事務局から最終報告書案が示された。案は保護司の活動を「崇高な社会貢献の取り組み」と指摘。無償とされているのは、自発的な善意を ...

大津市の住宅で昨年5月、保護司の新庄博志さん（60）が殺害された事件を受け、法務省が2025年度から保護司の面接に保護観察官がオンラインで同席する取り組みを始める。保護司の不安や負担の軽減が目的で、保護観察官が面接状況を把握し ...

今年5月、大津市で保護司の男性（60）が担当していた保護観察中の人物に殺害される事件があった。報道を目にして、その悲惨さに胸が詰まった。それと同時に、「保護司はこの先どうなってしまうのだろう」という思いに駆られた。 罪を犯した人や非行 ...

愛知県安城市の安城保護区保護司会では2020年から、市内8か所の福祉センターを市から無償で借り受けている。市役所には更生保護サポートセンターがあるものの、平日の午前9時から午後4時までしか使えず、郊外から通うには時間もかかる。

法務省は犯罪者や非行少年の更生を支える保護司について、任期を現行の２年から３年に延長することが柱の保護司法改正案をまとめた。担い手の確保が主眼で、保護司として働く従業員への配慮義務を企業に課す規定も新設。自宅以外で保護観察の対象者と面接できる場所も国 ...

滋賀県大津市で保護観察中の男が担当保護司の男性を殺害した事件を受け、保護司の安全確保が問題になっている。福井県内の複数の保護司は、対象者とのトラブルは県内で聞いたことがないとしながらも、「事件をきっかけに不安に感じる人が増えるはず ...

私は現役の保護司です。保護司の定員は5万2500人ですが、大幅に下回っているのが現状です。5月に大津市で起きた保護司殺害事件の影響で、新たになろうとする人がいなくなってしまうのではないかと懸念しています。保護司の業務内容や役割について報じ ...