韓国の李在明政権が南北融和路線を鮮明にする一方、北朝鮮の人権問題を軽視する姿勢を強めている。韓国統一省は4日、南北対話や経済協力機能を大幅に復元する一方で、拉致被害者や人権問題を担当していた部門を縮小・統合する組織改編を正式に施行した。
韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領と中国の習近平国家主席は1日、韓国南東部・慶州で会談した。会談冒頭で李氏は「北朝鮮との対話再開のためにも中韓両国で戦略的な意思疎通を強化したい」と強調。習氏も「中韓の戦略的協力パートナー関係を発展させ、地域の平和と ...
北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、木原稔官房長官は7日の記者会見で、中国・北京の大使館ルートを通じて厳重抗議したことを明らかにした。「国連安全保障理事会決議に違反し、国民の安全に関わる重大な問題だ」と強く非難。北朝鮮がさらに挑発を強める可能性もあるとして警戒・監視に万全を期す考えを示した。
李在明(イ・ジェミョン)大統領と中国の習近平国家主席は1日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)が開催された慶州で97分にわたり首脳会談を行った。韓国での韓中首脳会談は2014年の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領(当時)と習主席の会談以来11年ぶりだ。北 ...
中国の習近平国家主席の11年ぶりの韓国国賓訪問と李在明(イ・ジェミョン)大統領との初の韓中首脳会談を通じて、「THAAD(高高度防衛ミサイル)をめぐる軋轢(あつれき)」から9年ぶりに韓中関係が復元の道へと入った。1日、慶州(キョンジュ)国立博物館で行われた韓中首脳会談で、両首脳はミクロとマクロの経済分野でかなりの進展を遂げる一方、「朝鮮半島非核化」など敏感な事案での課題を確認した。  ウィ・ソン ...
韓国国防省の国防情報本部は5日、北朝鮮の軍事動向をめぐり、金正恩(キムジョンウン)総書記が決断すれば、北東部の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場で「非常に短い時間」のうちに核実験が可能な状態だとの分析を国会に報告した。
木原稔官房長官は4日の記者会見で、米国が北朝鮮への制裁強化の方針を固めたことについて「政府として一つ一つにコメントは差し控えたい」と直接的な評価を避けた。その上で、拉致問題や核・ミサイル開発を含む北朝鮮対応を巡り「米国、韓国をはじめ国際社会との連携が ...
北朝鮮の朴明浩外務次官は10月31日、韓国大統領府が11月1日に予定される中韓首脳会談で朝鮮半島の非核化問題を議論する方針を示したことについて、「非核化は決して実現できない『ばかげた夢』だ」とする談話を発表した。朝鮮中央通信が1日に報じた。
故金日成主席時代から北朝鮮の3代の指導者に仕え、一貫して党や政府の外交畑を歩いた外交のベテランだった。国際会議出席や外国要人との会談も数多くこなし、北朝鮮の「ナンバー2」として対外的な国家元首の役目を担った。ただ、2019年に91歳で公職を引退してか ...
【慶州時事】中国の習近平国家主席と韓国の李在明大統領が1日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて韓国・慶州で会談した。李氏の6月の就任後、習氏との対面会談は初めて。韓国の安全保障環境や通商問題を巡ってぎくしゃくしてきた両国関係の改善 ...
韓国国防省の国防情報本部は5日、核・ミサイルの高度化を進める北朝鮮について、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記が決断すれば、北東部・豊渓里(プンゲリ)の核実験場で「非常に短時間」で実験が可能との見方を示した。
岡田克也外相は18日、都内でフランスのクシュネル外相と会談した。北朝鮮の核問題や地球温暖化問題などを巡り、日仏の協力強化で一致する見通し。仏側は国際結婚の破綻に伴う子の連れ去り問題に関連し、紛争解決のルールを定めた「ハーグ条約」の ...