1955年の自民党結党以降、5度目の連立政権となった高市政権は、高支持率が示すように好調なスタートを切った。近著『戦後80年の取材証言』を刊行し、戦後政治を追い続けてきた筆者が、自民党70年の攻防の視点から連立政権の歴史や形態について解説する。
15年前のJAL「倒産→復活」は特筆すべき企業再生の成功事例だった。その背景として忘れてはならないのは、それが自民党から民主党への政権交代時に起きた奇跡だったことだ。しかし自民党の与党復帰に伴い、その事実は葬り去られる。その理由とは何か。JAL再生を ...
周知のとおり、自民党は10月4日の総裁選での高市総裁選出の後、10日の公明党の連立離脱、15日の維新との連立樹立の大筋合意を経て、やっと高市内閣の発足にこぎ着けた。そこまで、石破茂前首相の交代による新局面で、自民党は最初、「自公連立継続」を前提に、国 ...
政権交代可能な二大政党制を目指した平成の政治改革から30年余。この間、自民党一党優位の期間が長かったものの、政権交代はいったん実現し、二大政党制が近づいた時もあった。しかし今回の参院選で自民は議席を減らし、野党第1党の立憲民主党も増えず、上位2党の議席占有率は6割を下回った。モデルとした英国でも、二大政党制では多様な民意を拾いきれないという限界が指摘されている。少数与党による政権運営と多党化の時代 ...
政権交代のある日本政治を目指して進められた1990年代の政治改革。しかし政権交代が実現したのは一時期にとどまり、競争のある二大政党制への道筋も見えていない。そもそも政権交代とは何であり、その意味を現在にどう探ればいいのか。かつて改革推進に尽力した政治学者の飯尾潤さんに聞いた。
自民党が14日に開催した両院議員懇談会で、高市早苗総裁は公明党の連立離脱について陳謝した上で、安定政権の構築に向けて引き続き努力する考えを伝えた。出席者からは、現状で首相指名選挙を実施すれば政権交代が起きかねないと懸念する声が噴出。
次の首相は誰になるのか?13日に精力的な動きを見せたのは、国民民主党の玉木代表です。首相指名選挙に向けて、自民党とも野党とも協議する考えを示しました。 “首相候補”玉木代表「主要な政党とは協議」 13日午後10時ごろ。“首相候補”として ...
立憲民主党や国民民主党の最大の支援組織「連合」の東京の地方組織が10月16日に会合を開きました。都内で働く127万人で構成される労働組合「連合東京」の斉藤千秋会長は会合の中で、政権交代に向けた政治体制の構築に意欲を示しました。 斉藤会長は ...