『少年日本史』という本がある。1970年11月時事通信社から刊行された。その後、皇學館大学出版部から同名で、また1979年には講談社学術文庫の一冊として『物語日本史』と改題の上で刊行されたこの本の著者は平泉澄である。1895年2月生まれの平泉は、1970年11月当時ですでに75歳、「児孫への最後の贈物、つまり遺書」のつもりで書いたとは本人の弁である(講談社学術文庫版、上巻「序」、5頁)。平泉が没し ...
山下洋輔らが講師を務めた、放送大学のBS無料放送番組『日本人にとってジャズとは何か』がアンコール放送決定。11月16日放送。「山下洋輔トリオが創造した『日本型スイング感』の謎」「初期山下洋輔トリオのフリージャズはいかに世界とシンクロしたか』」の全2回 ...
来年、没後30年に当たる作家、司馬遼太郎さん(1923~96年)の作品世界を紹介する企画展「この時代に思い出したい『坂の上の雲』のメッセージ」が28日から、大阪府東大阪市の司馬遼太郎記念館で開かれる。代表作『坂の上の雲』を通して伝えたかった司馬さんの思いが、自筆原稿や挿絵などから伝わってくる。
国や文化が違っても、人々の心に響く価値観には通じ合うものがあります。長年にわたりドイツと日本の映画交流に携わってきたドイツの映画祭ディレクター、ミヒャエル・ハーバウアーさんは、何度も日本を訪れるうちに、両国に共通する精神や考え方に深く共感したといいま ...
株式会社NHK出版のプレスリリース(2025年10月28日 10時00分)『NHKスペシャル「新ジャポニズム」世界はなぜ日本カルチャーに熱狂するのか』10月28日発売。日本人だけが知らない、日本カルチャーの「世界標準」がここに!
訪日外国人が日本に魅了される理由は多岐にわたります。なかでも、電車内でのマナーや、デジタル技術が駆使された利便性の高さに驚く人は少なくありません。初めて日本を訪れたというオーストラリア人も、母国との違いに驚きを隠せなかったといいます。「何もかも機能的 ...
今年1月に82歳で母親を見送ったエリさんは「人生はいつ終わるか分からない」と実感し、やりたいことに挑戦する生き方を選んだ。「親が大変な思いをして産んでくれた命なので、これからも自分がやりたいことをして、天国にいる両親を喜ばせたいと思っています」とエリ ...
阪神・淡路大震災から30年の節目に合わせて、日本災害復興学会が関西学院大で公開シンポジウムを開いた。「復興」の理念や課題などについて、被災地の復興に深くかかわってきた有識者が意見を交わした。 関学は震災10年後の2005年に災害復興制度研究所 ...