「日本人ファースト」のような主張は、明治の中頃にもあった。哲学者で 東京大学 教授、井上哲次郎はその最右翼だった。日本のなかに外国人が交ざって暮らす、いわゆる「内地雑居」を許してはならないと強く訴えた。そんなことをすれば日本が日本でなくなるという。
明治維新によって日本はどう変化したのか。政治学者の遠藤正敬さんは「例えば、明治政府は戸籍制度によって、家を天皇に忠誠を誓う臣民の教育機関と定義した。それは、国家は家庭に立ち入らないという近代国家の原則に反したものだった」という。――(第1回) ...
明治維新によって日本はどう変化したのか。政治学者の遠藤正敬さんは「例えば、明治政府は戸籍制度によって、家を天皇に忠誠を誓う臣民の教育機関と定義した。それは、国家は家庭に立ち入らないという近代国家の原則に反したものだった」という。――(第1回) ...
『昆虫学事始: 日本の昆虫研究を支えた人々』(青土社) 自国語で科学を築いた近代史各論 これはべつに昆虫学の解説本ではない。明治時代から日本の昆虫学の草創期を担った虫好きの人たちの評伝で構成され、昆虫好きから見た日本近代史の各論とでも ...
【読売新聞】 開催中の「第77回正倉院展」(11月10日まで)には、「正倉院 裂 ( ぎれ ) 」と呼ばれる染織品のうち、明治期に奈良国立博物館(奈良博)に配布された後、再び正倉院に戻ってきた7点が展示されている。現在は厳重に保管さ ...
[株式会社 新興出版社啓林館]株式会社新興出版社啓林館(本社:大阪市、代表取締役社長:佐藤諭史)は、児童書の「文研出版」ブランドで『日本の人口と都市の発展 全3巻 近代化から高度経済成長へ』を、本日より全国の書店で発売いたします。内容(1)シリーズ概 ...
1位 『じゃあ、あんたが作ってみろよ』「鮎ちゃんは誰かに任せなくても大丈夫」ミナトと話す勝男に視聴者からは…「完敗の乾杯」「本当は鮎美のことよく見ていたのでは?」 火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』 「婦人公論.jp」編集部 ...
米は日本人にとって、ほかの食べ物と違う特別なものだ。その背景を「日本史は、いわば米と治水の歴史」と表現するのが、京都府立大京都和食文化研究センターの佐藤洋一郎客員教授(農学)だ。日本人と米のつながりをひもといてもらった。