明治維新によって日本はどう変化したのか。政治学者の遠藤正敬さんは「例えば、明治政府は戸籍制度によって、家を天皇に忠誠を誓う臣民の教育機関と定義した。それは、国家は家庭に立ち入らないという近代国家の原則に反したものだった」という。――(第1回) ...
自民党総裁就任直後に公明党が連立政権から離脱し、首相指名選挙へ多数派工作という試練に直面した高市早苗氏。日本維新の会との連立合意にこぎつけ、晴れて首相の座を手にした。 それでも少数与党であるがゆえに国会運営は難しいかじ取りを迫られる。
明治維新によって日本はどう変化したのか。政治学者の遠藤正敬さんは「例えば、明治政府は戸籍制度によって、家を天皇に忠誠を誓う臣民の教育機関と定義した。それは、国家は家庭に立ち入らないという近代国家の原則に反したものだった」という。――(第1回) ...
日本における保守は、米国の保守とは異なり、 文化的・歴史的な連続性 に重きを置く傾向があります 。その思想的基盤は、 天皇制 や 国体(国のあり方)をめぐる歴史的経緯、伝統文化への愛着など、現実的で歴史の積み重ね を重視するものです 。
高市早苗 内閣が発足し、憲政史上初の女性の首相が誕生しました。私たちは「初の女性首相」をどう捉えるべきなのでしょう。 政党内閣 制の研究で定評が高く、2010年代から市川房枝にも注目してきた政治学者の村井良太さんに、日本の歴史における「今」と「これから」について聞きました。
『少年日本史』という本がある。1970年11月時事通信社から刊行された。その後、皇學館大学出版部から同名で、また1979年には講談社学術文庫の一冊として『物語日本史』と改題の上で刊行されたこの本の著者は平泉澄である。1895年2月生まれの平泉は、1970年11月当時ですでに75歳、「児孫への最後の贈物、つまり遺書」のつもりで書いたとは本人の弁である(講談社学術文庫版、上巻「序」、5頁)。平泉が没し ...
なお本リリースでは、1961年に秦氏が執筆した本書巻頭に掲載される「著者序」を特別掲載します(後段をご覧ください)。秦氏が、どのようにして日中戦争史研究を志したのか、そして当時の研究環境から資料収集、調査まで記載されています。秦氏の研究への思いに触れつつ、本書繙読のきっかけとなりましたら幸いです。
石破首相が“続投”に意欲を示している中、日本は国際社会の中でどのようなかじ取りをすべきなのか。国際基督教大学 政治学・国際関係学教授、スティーブン・R・ナギさんは「石破氏が絶対にやってはいけないのは、安倍晋三氏以降6人の首相による短命 ...
偉人の知られざる逸話や、教科書には載っていない真実など、掘り下げれば掘り下げるほど日本史はおもしろくなります(構成:山田真理) * * * * * * * 時代劇でお決まりの<判決シーン>だが、史実での判決の下され方は… ...
米は日本人にとって、ほかの食べ物と違う特別なものだ。その背景を「日本史は、いわば米と治水の歴史」と表現するのが、京都府立大京都和食文化研究センターの佐藤洋一郎客員教授(農学)だ。日本人と米のつながりをひもといてもらった。
日本と韓国が基本条約に調印し、国交正常化してから今年で60年。この間、両国の政治外交は緊張と緩和を繰り返したが、文化面では相互交流が進んだ。両国のこれまでを振り返り、これからを考える。 イベント情報 ...