1970(昭和45)年6月23日、日米安全保障条約が自動延長されました。日本と米国との間の相互協力及び安全保障条約は、日本本土に米軍が駐留することなどを定めた二国間条約のことで、1960年に締結され、本条約には「日米地位協定」も付属しています。
1959年8月22日、米国の駐日大使マッカーサーは外務省を訪れ、外相・藤山愛一郎と向き合った。日米安全保障条約の改定交渉。焦点は米軍が日本から日本防衛以外で出撃する際の事前協議制度だ。「日米対等」を掲げる首相・岸信介が創設にこだわるが ...
9月に出版された「首都圏は米軍の『訓練場』」(藤原書店)のプロローグ及び1章を毎日新聞デジタルで全文配信します。 2025年の春、米国発の暴風によって、日本の国会は蜂の巣をつついたような騒ぎになった。
日米安全保障条約の改定交渉は1959年8月22日、首相・岸信介の意を受けた外相・藤山愛一郎から駐日大使マッカーサーへの提案を機に、密約策定へと動き出した。 米軍が日本防衛以外で日本から出撃する際の事前協議制度を設けようとする岸に対し ...
日米首脳会談は、高市早苗総理とトランプ大統領が親密な関係をアピールする形で終わった。小泉進次郎防衛大臣も、ヘグセス国防長官と会談し、高市政権での防衛費増の方針について「うれしく思う」との評価を得た。 日本にとって、アメリカとの同盟関係は重… ...
戦後日本は日米同盟のもとで安全と繁栄を享受してきた。根底にあるのが武力によらず、外交を通じて紛争解決をめざす平和主義だ。世界が力をむき出しにする「弱肉強食」の色を濃くしつつあるいまこそ、その理念の重みが増している。(肩書は当時 ...
先週、米国のドナルド・ トランプ大統領が日米関税合意の内容に沿った大統領令に署名した 。 日米関税合意の内容は「日米経済安全保障条約」というに等しい。 完成すれば史上初の日米経済同盟がスタートする。 これまでの日米は、軍事面では同盟国 ...
[東京16日 ロイター] - 茂木敏充外相は16日、日米外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)後の記者会見で「中国による既存の国際秩序に合致しない行動は、様々な課題を提起しているとの認識で一致した」と述べた。「いかなる ...
防衛省は27日、小泉進次郎防衛相が29日に米国のヘグセス国防長官と会談すると発表した。小泉氏は会談で日本の防衛力強化の方針を伝える。安全保障関連3文書の改定や防衛費の対国内総生産(GDP)比2%の実現前倒しを説明する。高市早苗首相は防衛力の強化を巡り ...