水俣病被害者・支援者連絡会は7日、中学社会の教科書で水俣病に関する記述に不正確な表現があるとして、適切な記述に改めるよう求める要望書を文部科学相と環境相に送った。水俣病発生地域と被害者数の矮小[わいしょう]化につながる表現があったと指摘している。
日本共産党の堀川あきこ衆院議員は26日、水俣病の歴史や実態を知り、広く知らせることで被害者救済や問題の解決につなげようと熊本県水俣市を訪れ、汚染が広がった現場などを視察しました。高岡朱美、平岡朱の両市議が同行しました。
水俣病被害者救済特別措置法(特措法)が定めた不知火海沿岸の住民健康調査が、11月から試験的に動き出す。2009年の特措法成立から16年。当時の与野党協議に関わり、国による健康調査を条文に盛り込んだ立役者の一人、元参院議員、松野信夫氏(74)は ...
新潟水俣病共闘会議と新潟水俣病阿賀野患者会は31日、水俣病被害者の救済制度確立などを求める意見書が県内全市町村議会で採択されることを目指し、各地を要請に回るキャラバンを開始した。国会で継続審議となっている被害者救済の新法案成立を後押しし、全面解決につ ...
新潟水俣病をどう伝えていくかを被害者や支援者らと考える市民講演会「それぞれの『覚悟』の軌跡」が3日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。被害者らは、差別や偏見が残る中で実名を公表して救済を訴えるのはハードルが高いとし、被 ...
2013年のこの日、上皇ご夫妻(当時は天皇、皇后両陛下)が熊本県水俣市を訪れ、水俣病患者と懇談した。「やはり真実に生きるということができる社会をみんなで作っていきたいものだと改めて思いました」。上皇さまは約1分間、予定外に思いを語った。
水俣病の原因である水銀を規制する水俣条約の第6回締約国会議が、11月3~7日、スイス・ジュネーブで開かれる。水俣を撮り続けてきた写真家たちの作品が被害を世界に訴える。地元の高校生2人も渡航し、次世代の視点からメッセージを発信する。(今村建二) ...
クリップ機能は有料会員の方のみお使いいただけます。 水俣病の被害者掘り起こしにつながらない調査では「あたう(可能な)限りの救済」を誓った法の理念に反する。改めて再考を求める。 環境省は来年度から住民健康調査に着手する。2009年制定の ...
新潟水俣病の被害者を追悼し後世へ記憶を伝える――。半世紀にわたり被害者を支援した旗野秀人さん(75)=新潟県阿賀野市=の活動を追ったドキュメンタリー映画「春、阿賀の岸辺にて」が各地で上映されている。映像作家の小森はるかさん(36)=新潟市=が8年かけ ...
水俣病の被害者救済を目指す法案の早期成立を求めて、被害者団体などが新潟市で署名を呼びかけました。 【写真を見る】「一刻も早い救済措置が必要」新たな救済法案成立を求め 新潟水俣病の被害者団体などが署名を呼び掛け新潟市中央区新潟水俣病 ...