一般に津波は海岸沿いの被害と考えられがちですが、河川を通じて河口から数キロ~数十キロの内陸にまで達することがあります。河川津波が発生すると、堤防の破壊や水門損傷、排水路封鎖を引き起こし、浸水被害を拡大させます。
津波は、活発な火山活動に伴って発生するケースもあります。海底火山の爆発や噴火によって生じた大気の乱れなどが原因で津波が発生しますが、近年の日本では、火山が原因で以下の津波が発生しています。 ・2021年:小笠原諸島の硫黄島の南方約60kmに ...
さらに1944年に起きた昭和東南海地震で、高さ10メートルを超える津波遡上(そじょう)が記録された三重県熊野市新鹿(あたしか)町に着目。断層活動や海底地滑りの発生場所、規模、地形から津波高を推測できる計算モデルを使い、津波の遡上の度合いをシミュレーションで再現した。南海トラフの地震活動だけでは津波は同町の沿岸部までしか達しなかったが、海底地形図で特定した沖合約20キロの崖が同時に崩落したと想定する ...
A 大きな津波は、検潮所などに設置した「巨大津波観測計」で水圧を測定することで、高さを求めます。気象庁は全国各地の観測データを基に津波の高さを発表しています。
東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)は4日、カムチャツカ半島沖で7月30日に起きた巨大地震や津波についての調査報告会をオンラインで開催し、日本列島に到達した津波は3つの経路で押し寄せて長期化につながったことなど、新たな分析結果を発表した。
30日朝にロシア・カムチャツカ半島付近でマグニチュード(M)8.7の地震が発生した。震源付近は太平洋プレートが陸側のプレートに沈み込む場所で、北海道大の高橋浩晃教授(地震学)は「典型的なプレート境界型の地震」と説明する。 震源周辺は、世界的 ...
車が転落した現場 三重県熊野市 ロシア・カムチャツカ半島で7月30日に起きた地震で、東海3県の沿岸にも津波警報が出されました。愛知と三重では避難指示が出されている地域があり、交通機関などにも影響が出ています。 【動画で見る】避難中とみられる ...
東通原発 1号機( 青森県東通村 )の再稼働を目指す 東北電力 は7日、津波対策の目安となる「基準津波」について、敷地造成の計画を反映して見直した新たな評価結果を 原子力規制委員会 に説明した。原子炉建屋と周辺の ...
7月30日午前、ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード(M)8・7の地震が発生した。日本でも太平洋側を中心に広い範囲に津波が押し寄せた。 気象庁は当初、M8・0の推定で津波注意報を発表した。1時間以上たって修正し ...
気象庁は31日午後4時30分、北海道から千葉県の太平洋側沿岸、伊豆諸島と鹿児島県の種子島・屋久島地方で継続していた津波注意報をすべて解除した。ロシア・カムチャツカ半島付近で30日朝に大地震が発生してから、約32時間後の全面解除と ...