佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)のDNA型鑑定の不正問題で、元技術職員=懲戒免職=による不正行為が2023年以降に大幅に増えていたことが7日、分かった。17年から24年までに確認された全130件のうち、24年までの2年間で80件が行われていた。 県警 ...
遺族と警察の思いが、容疑者逮捕への糸口をたぐり寄せたといえよう。 1999年に名古屋市のアパートで住人の主婦高羽奈美子さん=当時(32)=が殺害された事件で、愛知県警が同市の女を殺人容疑で逮捕した。
楠長官は今回の不正について「DNA型鑑定に対する国民の信頼を損なうものだ」と強調。指示した対策の確実な実施を求めた。警察庁は 佐賀県 警に対する特別監察を行っており、その結果をふまえ全都道府県警で適正にDNA型鑑定が行われているかを調べる。
佐賀県警の科学捜査研究所(科捜研)元職員によるDNA型鑑定不正で、警察庁は8日、県警に対する特別監察を始めた。同庁付属機関の「科学警察研究所」のDNA型鑑定の専門家を派遣し、原因を改めて検証。再発防止策をまとめる。県議会は2日、第 ...
佐賀県議会は2日午前、佐賀県警察本部の科学捜査研究所(科捜研)元職員によるDNA鑑定の不正問題を受けて、独立性や専門性などを備えた第三者機関による調査や再発防止を求める決議案を全会一致で可決した。 佐賀県警の福田英之本部長は同日、県議会 ...
安倍晋三元首相銃撃事件で起訴された山上徹也被告(45)の裁判員裁判が6日、奈良地裁(田中伸一裁判長)であり、事件で使用されたとされる手製銃の鑑定をした警察職員が検察側証人として出廷した。弾丸の発射速度は秒速270メートル近くに達し、「人を殺傷する基準 ...
佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)の元職員=懲戒免職=によるDNA型鑑定の不正を受け、警察庁が鑑定作業に関して、複数人によるチェックを指示する通達を全国に出したことが18日、同庁への取材で分かった。 客観証拠を重視する現在の刑事司法の ...
佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)の元職員がDNA型鑑定で不正を繰り返していた問題で、警察庁は2日、県警に対して首席監察官らによる特別監察を8日から実施すると明らかにした。警察庁付属機関の「科学警察研究所」のDNA型鑑定の専門家も ...
安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判第6回公判が6日、奈良地裁であった。被告が製造した手製銃の構造や威力を鑑定した奈良県警科学捜査研究所の研究員が検察側証人で出廷。現場や被告の自宅から押収した7丁すべてに「殺傷能力が認められる」と証言した。研究員は押収した手製銃の構造を調査。いずれもバッテリーを取り付け、引き金をスイッチとして電流を流すことで火薬に着火し ...