高市政権は、近年では高い内閣支持率を記録して船出した。順風の航海となるのか。自民党と日本維新の会が合意した衆院議員の定数削減の行方も気になる。自民党職員として長年、国会議員に接し、選挙事務を差配した久米晃さんに読み解いてもらった。
当初、キーパーソンとみられていた国民民主党の玉木雄一郎代表(56)は間隙を突かれ、口あんぐり。維新、国民の3党結集を訴えた立憲民主党の野田佳彦代表(68)は旗色悪く、“そして誰もいなくなった”パターンに陥ってしまった。
石破茂首相が参院選の責任を取るか否かの混乱に始まり、自民党総裁選が行われて高市早苗氏が当選後に公明が連立を離脱し、高市氏が首相に指名されるかどうかわからない中で電撃的に日本維新の会と連立にこぎ着け……と秋の政局はめまぐるしく動いた。中でも最もインパク ...
麻生氏という黒幕が力を失えば、皇室をめぐる議論も大きく変わるかもしれない。女性天皇や女系天皇を容認する世論がある以上、政権政党が国民の人気に左右されるポピュリズムの傾向を強めれば、事態はその方向に大きく前進するかもしれないのである。
「'82年、中曽根康弘さんは田中角栄さんの協力を得て政権につき、『田中曽根内閣』と揶揄されました。しかし、中曽根さんはしたたかで、内閣改造で田中色をどんどん消していき、自前の中曽根政権を仕立て上げてしまった。そんな芸当が、高市さんにも求められるのでは ...
高市新総理の誕生を機に、現代日本の政治における「保守vsリベラル」というイデオロギーの在り方が変わってきています。
「第2次麻生政権」というワードが7日、インターネット上のトレンドワードになった。自民党総裁選での高市早苗新総裁(64)の勝利に、麻生太郎最高顧問(85)の存在が取りざたされ、高市新執行部の顔ぶれにも麻生派の議員や、総裁選で高市氏を支持した ...
誕生したばかりの高市早苗政権は報道各社が行った発足直後の世論調査で軒並み高い内閣支持率を記録。外交デビューも無難に果たした。特に内閣支持率は、毎日新聞調査(10月25、26日実施)が65%、朝日新聞調査(同)で68%となったほか、産経新聞の調査(同) ...
政治評論家の田崎史郎氏が7日、TBS系「ひるおび」に出演し、自民党の新総裁となった高市早苗氏による党役員人事について持論を述べた。 番組では高市氏のXを紹介。党の役員人事について幹事長に鈴木俊一氏(麻生派)、総務会長に有村治子氏(麻生派)、 ...
自民党が今、大きな危機に立たされている。4日に高市早苗氏が新総裁となったが、長く手を組んでいた公明党が26年間続いた連立を解消。そもそも少数与党となっていたところ、さらに過半数から遠のく中、日本維新の会との連立協議を進め、維新が求める ...
自民党は7日の臨時総務会で、高市早苗総裁(64)の選出を受けた新執行部を正式に決定した。高市氏勝利の「陰の立役者」といわれる麻生太郎氏(85)が、副総裁に再登板。新役員による記念撮影では、笑顔のガッツポーズを披露した。 麻生氏は副総裁 ...
高市早苗政権が始動した。財政拡張路線に向かうとの観測が広がるなか、財政悪化への懸念は根強く、国内の長期金利は上昇基調にある。三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、2022年に財政懸念から長期金利が急騰する「トラス・シ ...