中国共産党の「4中全会」が、10月20日から23日まで北京の京西賓館で開催され、習近平総書記が主催した。会議では、来年度の経済政策や、2027年の党大会に向けた後継者問題が注目されたが、後継者は示されず、習近平氏の超異例の4選を示唆する結果となった。
中国でこのほど共産党中央委員会による重要会議が開かれた。議論されたのは2026年から始まる5カ年計画の方向性だ。当局の文書などを読み解くと、AIなどハイテク分野で米国との競争が激しくなるなかで、次のフェーズでは「守り」から「攻め」に転じようという姿勢 ...