2025年のノーベル化学賞の授賞テーマとなった「金属有機構造体(MOF)の開発」。京都大学の北川進特別教授が開発したMOFを使い、レゾナック・ホールディングス傘下の石油化学事業会社クラサスケミカルが二酸化炭素(CO2)を分離する脱炭素技術の実用化を目 ...
何が起きているのか ・金属と有機物でできた多孔性材料 活性炭などの仲間 ・金属タンクの腐食防止や冷媒の回収ではすでに実用化 ・本命は脱炭素分野、世界の企業・大学が研究開発競争2025年のノーベル化学賞は「金属有機構造体(MOF)」を研究してきた京都大学の北川進特別教授ら3人が受賞しました。MOFは狙った物質を内部に閉じ込める性質を持ち、物質の貯蔵や分離・回収に優れた機能を発揮します。発見から40年 ...