通産省は1949年に出来た。時の首相は吉田茂。彼は戦後初期に国の歩むべき基本線を定めた。国防は米国任せ。軍備にお金をかけない。その分を民間に。経済大国を目指す。高品質の工業製品を輸出して儲ける。インターナショナルなインダストリーとトレードということだ。これぞ吉田ドクトリン。戦後日本のグランド・ストラテジーである。