保守系の政治家や学者らで構成される日本の真の独立を目指す有識者会議(ECAJTI)は3日、「戦勝国史観を根底から覆す」と題する公開シンポジウムを都内で開催した。保守系有識者らが講演し、第二次世界大戦を再検討すべきだと主張した。
大日本帝国は満州事変(1931年)の余波で33年、国際連盟を脱退。国際社会で孤立する危機に直面し、ドイツとの関係を深めた。36年には「日独防共協定」を締結。共産インターナショナル(コミンテルン)に対抗する「防共外交」の一環で、秘密付属協定ではソ連から ...
通産省は1949年に出来た。時の首相は吉田茂。彼は戦後初期に国の歩むべき基本線を定めた。国防は米国任せ。軍備にお金をかけない。その分を民間に。経済大国を目指す。高品質の工業製品を輸出して儲ける。インターナショナルなインダストリーとトレードということだ。これぞ吉田ドクトリン。戦後日本のグランド・ストラテジーである。