米シリコンバレーのイベント会場に集まった若者たちに交じり、黄土色のジャケット姿の日本人がいた。講談社の社長、野間省伸だ。 野間が乗り込んだのは、ゲームプラットフォーム「ロブロックス」が９月に開いた年次イベントだった。

異世界を冒険するサバイバルクラフト。独自の歴史や法則、未来が存在する奇妙で謎に満ちた世界「ボイド」に侵入してしまったエンジニアとなり、自分だけの列車を建造・アップグレードし、強力な武器を作って様々な敵と戦いながら、ボイドの非現実的な空間を1人あるいはフレンドと一緒に生き抜いていきます。

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ロブロックスは、クリエーターがオンライン上の 仮想空間 で独自のゲームをつくり、共有して一緒に遊ぶことができるサービス。 スマホ やパソコンなどで遊べ、「ゲーム版ユーチューブ」ともいわれる。

機能や運用面で安全性を高める施策は継続しつつ、ウェストCMOは「最も重要なセーフガードは、親子で一緒に参加すること」とし、ロブロックスを家族のコミュニケーションや教育の一環に役立てられると強調した。